漆喰磨き
今回お話を頂きました彦根市の銘菓店様。店舗の入り口正面の大きな壁を、漆喰の磨きで仕上げを希望されて
おります。とっても大きな壁ですので、仕上げには多人数が必要になってくる仕上げですね。
親方としては人脈を使い、全国?から選りすぐりの職人を集めるつもりのようです!
さてどんな仕上がりになりますか・・・。乞うご期待です。
下地から
2020年2月3日(月)
木摺り(きずり)に左官で下地を作っていくのですが、まずは下地調整の意味合いが強い、砂漆喰を擦っていきます。
これが木摺りですね。ここに砂漆喰を塗っていきます。
こんな感じですね。これは次の下塗りに使う『土』がしっかり付くように、水引の状態をみてから土を塗っていきます。
あ!大阪の職人さんです。この人を基準に足場の高さを決めています!(笑)
いつもいつも丁寧に仕事をしてくれる、本当に頼りになる職人さんです。ありがとうございます!
更に、『尺とんぼ』を打ち付け、丁寧に広げてから伏せこんでいきます。
『尺とんぼ』は壁の割れというよりは、塗った壁が剥がれ落ちるのを防ぐ役割が強いそうです。
梁はもちろん、すべての仕上げ箇所に尺とんぼを伏せこみます。
こんな感じですね!下塗とはいえみなさん丁寧に仕事をして下さりました。ありがとうございます。
最後に『櫛』を引いてお終いです。この作業は次の『中塗り』の土がしっかり付くように・・・です。
名古屋から応援に来て下さった職人さんです。すみません!この写真しかありませんでした(笑)
遠いところからありがとうございました!